旅の現象学

2012年から2013年にかけてのユーラシア大陸自転車旅行の記録です。

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雨の中、残り30km程のトルコの道を走って国境に着く。グッバイ、ターキー。
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グルジアに入ると広かった路肩が狭くなり、アスファルトの質も落ちたので一気に走りにくくなった。トルコの道は本当に自転車に優しかったと改めて実感。
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国境から20km程走って、黒海ではリゾート地として有名なバトゥミという街に着く。カジノやホテルが並ぶ街の中心はヨーロッパ的に洗練されているらしいのだけど、僕が通った道沿いは、生活の匂いが溢れ出ている雑然とした街並みが続いていた。
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この日はバトゥミから更に20km程走った道沿いのホテルに泊まり、翌日、グルジア第二の都市クタイシを目指して出発。

朝食。ヒンカリというグルジア風の小龍包。悪くないのだけど日本で食べ慣れているものと比べると、皮が厚く、水分が少ないので、ちょっと違和感がある。
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グルジアの道は放し飼いにされている家畜がめちゃくちゃ多い。ヤギ、羊、豚、鶏、牛、ロバ…。たぶん人間よりも多く彼らとすれ違った。
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ヤギと雨宿り。
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この日は一日中、雨が降り続いていたのだけど、どうしても翌朝にネットが使える環境にいなければならなかったので、何とかがんばって120km先のクタイシに到着。

クタイシでは自家製ワインやアルコール度数の強いチャチャという蒸留酒を飲まされることで有名な、スリコの家というゲストハウスに泊まった。僕はここでの宴会をグルジアでの一番の楽しみにしていたのだけど、残念ながら、去年スリコが飲み過ぎで倒れてしまって以来、それは影を潜めているらしい。それでも奥さんのメディコのホスピタリティーは素晴らしくて、「イート、イート」「ドリンク、ドリンク」と際限なく勧められるままに食べまくり、飲みまくる、とても居心地の良い時間を過ごさせてもらいました。

メディコさん。
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翌日と翌々日の午前中はクタイシ周辺をゆっくり観光。

郊外にある世界遺産のゲラティ修道院。正直あまり期待していなかったのだけど、丘の上の芝生に歴史を感じさせる石作りの修道院が立っている牧歌的な風景は思いのほか素晴らしかった。
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ゲラティ修道院の帰りに寄ることが出来るモツァメタ修道院。
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街の中心部の丘にある同じく世界遺産のバグラティ大聖堂。僕が行ったのは日曜日でちょうど聖体礼儀が行われていた。聖堂に入ってくる人たちが、次々とイコンの前に屈み込みキスしていく様子が印象的だった。
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丘からはクタイシの街並みとカフカス山脈が一望出来る。
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144日目の走行距離約79km(ロカ岬からの走行距離6918km)
145日目の走行距離約119km(ロカ岬からの走行距離7037km)
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コメント

No title

東方のキリスト教会の建物って、しみじみいい感じだよね。
派手じゃなくて、生活に根付いている感じで。

ゲラティ修道院とかモツァメタ修道院とか初めて聞いたけど、
写真見て行ってみたくなった。

Re: No title

確かに生活に根付いてる感じがしますね。ヨーロッパの教会のような壮麗さはないですけど。

> 東方のキリスト教会の建物って、しみじみいい感じだよね。
> 派手じゃなくて、生活に根付いている感じで。
>
> ゲラティ修道院とかモツァメタ修道院とか初めて聞いたけど、
> 写真見て行ってみたくなった。

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さんふぃ

Author:さんふぃ
ポルトガルロカ岬から、日本に向かって主に自転車で旅行中です。

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