旅の現象学

2012年から2013年にかけてのユーラシア大陸自転車旅行の記録です。

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イスタンブール滞在が長引いた理由は色々あるけど、日本人宿ツリーオブライフの居心地の良さによるところはかなり大きい。施設はぼろく夜は寒いけど、それぞれの旅路を歩んできた旅人達との語らいと、管理人さんの作るおいしいシェアめし(主に日本食)には抗いがたい魅力があった。

ツリーオブライフの日常。皆、まんがを読んだり、旅の計画を立てたり、好きなことをやってます。
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シェアめしの風景。寿司、コロッケ、親子丼…。管理人さんの作る夕食はバラエティ豊かでどれもすごく美味しい。
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旅するチェロ弾きとギター弾きを中心に即席バンド、スタジオジベタを結成。名前の由来はジブリの曲がレパートリーに入っていたから。演奏のクオリティはさておき、勢いと笑顔で勝負。暖かく聴いてくれる人がとても多かった。演奏中、知らぬ間に後ろから肩を組んできて一緒に写真を取られていたりする。路上の少し離れたところで手縫いの靴下や手袋を売っていたおばちゃんがおひねりをくれたときは涙腺がゆるんだ。シャイな僕は最初少し離れたところから参加する感じだったけど、途中からのりのりで全力投球でした。
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この旅で初めて、自分以外の日本人の自転車乗りに出会った。しかも複数人。同じ土台を共有しながらも、各々の感受性で歩んできた旅路、考えてきたことを共有できたのが素晴らしかった。これから先の旅路、彼らの視点を通しても世界を感じることが出来そう。自転車の修理方法やルートなどの実用的な情報もたくさんもらった。
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誰か新しい人がTreeにやってきてチャイムを鳴らすと、リビングにピョロロロローと甲高い音が鳴り響く。ベランダの近くにいる人が下を覗き、旅行者だったらこのボタンを押して扉を開ける。新しい出会いの始まり。
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この一カ月で数年分の出会いと別れを経験した気がする。日本に帰っても必ず再会したいと思える人が何人もいた。
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ギターがすごくうまい写真の彼が即興で作曲したイスタンブールのテーマがしばらく頭から離れなそう。楽器を持って旅行している人に何人か出会ってうらやましく思い、僕もギターを買ってしまった。
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出発前、皆からもらったメッセージ入りのTシャツを着て記念撮影。これまで何人もの人を見送ってきたけど、今度は見送られる番。この後、ビザ取得やらなんやらでまた帰ってくることになるのだけど…。
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予定していたより相当長い時間を過ごしたけど、後悔は全くないです。素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。ツリーで出会った皆さん、本当にありがとうございました!イスタンブールもツリーオブライフも大好きです。
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コメント

No title

あー、いいね~ 日本人宿の雰囲気だ。

俺が居た頃はコンヤペンションだったな。
調べてみると、だいぶ変わってしまっているようだ。

そういうところにいると、日本の日常では
決して交わらないような人たちとも
交流が出来て、とても面白いよね。

これからトルコ国内を少し回るのかな?
観光地には悪い人もいるから気をつけて下さい。
昔は「トルコ = 睡眠薬強盗」の図式が有名だったけど、
今はそうでもないのかも。

No title

どもども、チャリダーヨシです。
明日くらいにイスタンブールに到着する予定なので、
ブログを覗いてみたら・・・
もう、出発しちゃってたのねん。

残念、またニアミスか~

No title

先日は費用のけんについて、ありがとうございました。
参考にいたします。

使用言語の変化についても感想をください。

旅行序盤から結構英語で会話されているようですが、
英語は勉強されていたのですか?

その国の言語を勉強しているのですか?

ヨーロッパは結構英語が通じるのか、などなど教えていただければと。

No title

はじめまして、同じく自転車旅行中の垣内亮一です。
ギリシャの自転車旅情報でひっかかりおじゃましました。
今僕はイラン国境近くのドゥバヤジットにいます。
これからバスでイスタンブールに向かいます。
寒さが尋常じゃなく、路面凍結もひどいです。
なんとか走れなくはないですが、野宿は命懸けレベルです。
もうイスタンブールは発たれたようで、すれ違いで残念です。
ひとつ質問があるのですが、
トップ画面のイスタンの夜景はどこから撮ったものですか?素敵な写真です。教えて下さい。

Re: No title

僕も海外まで来てわざわざ日本人宿に泊まるのに少し抵抗があったのですが、
実際泊まってみるといいものですね。
おっしゃる通り、日本で普通に暮らしていたらあまり出会わないような強い個性を持った人達に
たくさん会うことが出来ました。

これから道の凍結などがない限り、トルコを黒海沿いに横断してグルジアを目指す予定です。
命を大事に旅を続けます!

> あー、いいね~ 日本人宿の雰囲気だ。
>
> 俺が居た頃はコンヤペンションだったな。
> 調べてみると、だいぶ変わってしまっているようだ。
>
> そういうところにいると、日本の日常では
> 決して交わらないような人たちとも
> 交流が出来て、とても面白いよね。
>
> これからトルコ国内を少し回るのかな?
> 観光地には悪い人もいるから気をつけて下さい。
> 昔は「トルコ = 睡眠薬強盗」の図式が有名だったけど、
> 今はそうでもないのかも。

Re: No title

僕の場合、基本的にコミュニケーションは現地のあいさつ+英語です。
英語はどの国でも観光地以外では通じないことが多いですね…。
その場合は辞書を使ったり身振り手振りでなんとか分かってもらってます。

> 先日は費用のけんについて、ありがとうございました。
> 参考にいたします。
>
> 使用言語の変化についても感想をください。
>
> 旅行序盤から結構英語で会話されているようですが、
> 英語は勉強されていたのですか?
>
> その国の言語を勉強しているのですか?
>
> ヨーロッパは結構英語が通じるのか、などなど教えていただければと。

Re: No title

はじめまして!ニアミスですね…。残念。
イランとトルコの国境付近の寒さはやばいみたいですね。
僕はそれを避けるために、黒海沿いにトルコを進み、
グルジア、アゼルバイジャンを経由してイランに入る予定です。
その場合、寒さは耐えられないレベルではないみたいです。

写真はイスタンブール新市街のガラタ塔から撮りました。
晴れた日の夕方に行くのがおすすめです。
入場料は12リラと少々高いですが夕景も夜景もすばらしいですよ!

> はじめまして、同じく自転車旅行中の垣内亮一です。
> ギリシャの自転車旅情報でひっかかりおじゃましました。
> 今僕はイラン国境近くのドゥバヤジットにいます。
> これからバスでイスタンブールに向かいます。
> 寒さが尋常じゃなく、路面凍結もひどいです。
> なんとか走れなくはないですが、野宿は命懸けレベルです。
> もうイスタンブールは発たれたようで、すれ違いで残念です。
> ひとつ質問があるのですが、
> トップ画面のイスタンの夜景はどこから撮ったものですか?素敵な写真です。教えて下さい。

Re: No title

ぎりぎり会えて良かったです!
次は日本でお会いしましょう!

> どもども、チャリダーヨシです。
> 明日くらいにイスタンブールに到着する予定なので、
> ブログを覗いてみたら・・・
> もう、出発しちゃってたのねん。
>
> 残念、またニアミスか~

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さんふぃ

Author:さんふぃ
ポルトガルロカ岬から、日本に向かって主に自転車で旅行中です。

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