旅の現象学

2012年から2013年にかけてのユーラシア大陸自転車旅行の記録です。

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ヤネと午後まで話をしていたので、ギリシャに入る頃には日が傾きかけていた。観光大国だし、泊まる場所を見つけるのは難しくないだろうと思っていたのだけど、しばらく走っても通り過ぎるのは人気のない小さな村ばかり。

国境を越えて最初の村。
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そして何より驚いたのが鎖に繋がれていない犬の多さ。この日は四時間走っただけなのに、四回も追いかけられた。途中までは、30km程夜道を走り、進行方向上にある大きめの町まで進もうと思っていたのだけど、通りすがりのおじさんから危ないから止めて引き返せとの忠告(こんな忠告をもらったのはこれまでで初めてだ)をもらい、僕も夜の犬が怖かったので進行方向から少し離れたフロリナという町の安ホテルに泊まった。

翌日以降も犬に悩まされた。他の国では、新しい景色にわくわくしながら走っていたのだけど、ギリシャに入ってからの三日間はまだ見ぬ犬にびくびくしながら走る日々だった。

農園の景色は穏やかで素晴らしいけど、心はそんなに穏やかじゃない。
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どこの町でも野良犬が我が物顔で闊歩してる。町の中にいる犬は基本的に無害だけど、町外れの犬が敵意むき出しで怖い。
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ギリシャに入って三日目にギリシャで二番目に大きい都市、テッサロニキに着く。次の日は一日、この街に留まり、街を散策し、たまっていた用事を片付けた。アルバニアやマケドニアを通った後だから初めて感じられたことだと思うのだけど、テッサロニキでは街にいる人達がそれぞれの壁を持っているような印象を感じた。決して冷たいという訳ではないのだけど。

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テッサロニキのランドマーク、ホワイトタワー。
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この街にも野良犬がたくさんいた。皆、大人しく、そして気だるげ。
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77日目の走行距離約45km(ロカ岬からの走行距離4710km)
78日目の走行距離約49km(ロカ岬からの走行距離4759km)
79日目の走行距離約110km(ロカ岬からの走行距離4869km)
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さんふぃ

Author:さんふぃ
ポルトガルロカ岬から、日本に向かって主に自転車で旅行中です。

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